2013年 07月 30日

アラスカピックは私にとっての救世主となったのか・・・

ギター好きの皆さん、こんにちは。Kamakura Guitar の J minor(ジェー・マイナー)です。
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本当なら明日から北アルプスに向かうつもりでいたのだけれども、皆さんご存知のとおりのこの天候不順。まだ山は安定してなくて危険と判断して計画を延期しました。
本当は高山植物好きの私としては、是非とも今週中に行きたかったなあ!

というわけで今回は、ちょっと特殊なフィンガーピックであるアラスカピックのことをうだうだと長ったらしく書いてみたいと思います。
よろしかったら続きをどうぞ。




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以前「奏法上の問題点」としてこのサムピックの話を書きました。
こんなものを親指に着けているからベース音ばかり目立ってしまって相対的に肝心なメロディーラインが弱くなってしまう・・・と。

だったら他の指にもピックを着けりゃいいんじゃないの・・・という話になる。
ちなみに一般的に親指に着けるピックをサムピック、その他の指に着けるピックをフィンガーピック、4年に 1度のスポーツの祭典をオリンピックと言います。

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というわけで私は 30年前からオリンピック・・・じゃない! フィンガーピックにも注目していた。私の致命的な欠点であるピッキング力の弱さをカバーするには最適な小道具だからだ。

これは金属製のフィンガーピック。右が NATIONAL 左が DUNLOP になっているから違うメーカーのようだ。

金属製のフィンガーピックはあの S&G のポール・サイモンも確か使っていたはずだし、石川鷹彦さんが使っているのを見たこともあるから、こうして私も古くから注目していたのだ。

でもどうしても指にしっくり来ない。金属製ってことで加工もしにくいし、ピックが弦に当たるときのカチカチという金属音も気になった。

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というわけでこちらはプラスチック製のフィンガーピック。

しかしそれこそ加工がしにくいし、そもそも自分の指に合う感じがまるでしなかった。

そんなわけで結局この 30年間、フィンガーピックをちゃんと使うことはなかった・・・。

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そんな私が去年(2012年)の 2月、ネットでアラスカピック(aLaska Pik)というものを知った。上の写真の右側にある肌色のピックがそれです。
ちなみに何故アラスカピックと言うのかというと、ウソか本当か、作者がアラスカ在住時の寒い夜に発案したからだそうだ。

ネットで調べてみると結構賛否両論で、例えばホームページやブログなどの評価でもはっきりと意見が二分されていた。

しかし「仕上がり的には非常に満足」や「自爪よりもタッチの抜けが良くなりその分速く弾けるようになったような気がする」、「こっ、これはいい!! いいーーーーっ!!」などの声に動かされて、遂に購入を決意した。

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左が同時購入した TAB サムピック で、右がアラスカピックです。
普通のピックなら 1つ 100円ぐらいだろうが、アラスカピックはサムピック×1個+フィンガーピック(Lサイズ)×3個の4個セットで 1,600円もした(購入時)。結構お高いのである。

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しかもこのピック、そのままじゃまず使えない。自分で加工しなければならない。面倒臭い奴なのだ。
だから百円ショップでこのようなヤスリを買ったり・・・

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仕上げ用の「フィニッシングペーパー(タミヤ製 105円)」を買ったりした。なかなか大変です。

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で、こんな風に先端を中心に薄く削ったりして加工する。

また指の形に合わせるために、洗濯ばさみのようなもので止めて熱いお湯に浸して楕円形にしたりもする。

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右が加工前のアラスカピックで、左が加工後のもの。
小さくなったのが分かるでしょう?ついでに厚みも薄くしてあります。

ちなみに「人」と書いてあるのは「人差し指用」という意味です。

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これが完成後のアラスカピックを指に着けた状態。

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反対から見るとこんな感じで、これを見ると分かるとおり、少し爪に引っ掛けるようにして使うんですよね。だから多少は爪も伸ばさなくちゃいけないのです。




以前紹介した、「君をのせて(一部)」は実際にアラスカピックを着けて弾いています。




やはり以前紹介した「ソロギターのしらべ練習帳」の中の「エチュード #4」もアラスカピックによる演奏です。

案外柔らかい音でしょう?

アラスカピックはセットで買うと親指用のピックもついてくるのですが、そちらは装着していません。同時購入した TAB サムピック も結局使いませんでした。

つまり「サムピックは着けずにフィンガーピックであるアラスカピックだけは着ける」という、かなりイレギュラーな使い方です。

逆に「サムピックだけ着けてフィンガーピックは着けない」という人は案外多いでしょうから、多分私のようなスタイルは世界的にもマレだと思います。
でもピッキング力の差からして、現時点ではこれがベストみたいなんですよね(本当は存在感のないサムピックもほしい)。

もちろんアラスカピックにも欠点はある。
やはり指に余計なものをはめるのだから違和感があるし、ピック同士がぶつかってしまうこともある。プラスチックとはいえ、やはり弦に当たるときのカチッていう音も気になる。

それでも現時点では、着けずに弾くより着けて弾いた方が音がいい感じがするし、爪と違っていつも同じコンディションで弾けるのもグーです。

というわけで、飽くまで「現時点では」だが、アラスカピックは私にとっての救世主となっています・・・。

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by J_minor | 2013-07-30 18:21 | ギター&音楽グッズ | Comments(2)
Commented by カン at 2013-07-30 21:08 x
J minorさん、こんばんは。
お疲れ様です、山に登れなくて残念ですね (>_<)

高山植物のきれいな写真が取れたら最高ですよね、僕も白山に登った時、
残雪の中に高山植物が咲いている美しさに思わず声が出てしまいました。 まあ無理せずじっと時を待ちましょう、来週ぐらいから天候は持ちなおすそうです。

さて、今回のお題のアラスカピック・・・僕も持ってます、金属のやつもまったく同じダンロップって書いてありました。

僕が金属使えばシャカシャカ音が出るし、アラスカ付ければ人差し指の爪が剥がれそうです。。。怖い
若い頃仕事中に右手人差し指をつぶしてしまい、変形して爪も生えているので付けにくい

J minorさんのアラスカ付けての演奏は、立派なもんですよ。
もう体に同化してるじゃないすか、うらやましい~

最近は爪を伸ばしてるんですが・・・
人前に手をだせないだろうなぁ・・・若い女性の担当者と打合せになったら、帰った後で絶対に変人扱いされてそう
まあ、どーせ変なおじさんだから 
くそ~~~絶対ギター上手くなって見返してやる(誰を?)
と、意気込みだけで終わりそうです(涙) さて、今夜も騒音出すとするか
Commented by J_minor at 2013-07-31 18:31
カンさん、こんにちは!

> 高山植物のきれいな写真が取れたら最高ですよね

おお!この気持ち、分かっていただけますか!それを考えるとなるべく早く行きたいところなのですが、まあ今は我慢です。

> お題のアラスカピック・・・僕も持ってます

おお。アラスカピックを実際に使ったことのある人ってあまりいないから意外です。

> 若い頃仕事中に右手人差し指をつぶしてしまい、変形して爪も生えているので付けにくい

これはまた大変な怪我をなさったんですね。人差し指は一番よく使う指だけにご苦労がおありですね。
私も頚椎症が演奏の邪魔をすることがありますよ。

> J minorさんのアラスカ付けての演奏は、立派なもんですよ
> もう体に同化してるじゃないすか

そこまではいかないけれども、確かにもう「ないと弾けない体」になっています。これはこれで不便な気もしますが・・・。

> まあ、どーせ変なおじさんだから

この際、そう割り切ってしまいましょう!


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