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2013年 10月 05日

倫典さんの「悲しくてやりきれない」を「55奏法」で弾く

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もう一つのブログ 季節(いま)を求めて に、怒涛の(?)「北アルプス・双六岳登山記」を掲載中です。

先日ブログ村の登山カテゴリーにおいて 3位を獲得。
登山カテゴリーには 1659 のブログが登録さているから、1659中3位ってことになります。少しは自慢できるかな?

一方この Kamakura Guitar の方はというと、ブログ村のアコギカテゴリーにおいて 5位。しかもこちらの登録ブログ数はわずか 150 ほど。150中5位っていうのは結構微妙かも。

アコギというカテゴリーは相当マイナーなようですね。
そもそもブログ村の順位は 週間IN で決まるが、アコギの方は 1位の人ですらわずか 128。一方登山の方は 2799 ですからねえ。かなりの差がある。

一方「ブログ村から自分のブログにこの 1週間の間に何人来たか」が 週間OUT で分かる。
うちのブログでいうと Kamakura Guitar が115人、「季節(いま)を求めて」は何と 4150人。この差も凄いですね。

ちなみに Kamakura Guitar の 現在の順位はこちら です。

ま、マイナーな世界ならばなおさら、まったりと行きましょうか・・・。

というわけで今回は、倫典さんアレンジによる「悲しくてやりきれない」の続きです。「55奏法」で頑張るぞ!



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岡崎倫典(りんてん)さんのアレンジによる「悲しくてやりきれない」に惚れてしまった私は、早速アマゾンで フィンガースタイルで弾くソロ・ギター名曲集 永遠のメロディ20 を購入し、練習を始めた。

で、いざやり始めてみたら、これがまたなかなかに難しい!
難易度はAってことになっているんだけれど、本当ですか、倫典さん・・・。

じつは倫典さんの曲っていうと、YouTube にアップされていた松田聖子の「赤いスイートピー」に挑んで見事に玉砕したという悲しい過去がある。

やっぱ彼のアレンジは難しい!

そもそも彼自身がこんなことを書いています。

       “倫典のアレンジは難しい”とよく言われます。
       ごもっとも!・・・僕自身もそう感じますから。

ほら、ご本人さんが認めちゃってるもの。

そして彼はとても耳が痛いことを述べている。

       基礎がないまま難曲に挑もうとする人がとても多いことに驚かされます。

       難しそうなフレーズは “なんちゃって” でこなせるけど、基本のアルペジオができない。
       ボディ・ヒットやタッピングがやたらに出てくるわりにはリズムがバラバラ。
       早弾きはそれっぽくできるけど 1つの音を丁寧に弾くことができない。

       基礎がなくして先の上達なしです。

どうです?耳が痛いことばかりでしょう?

これは確か岡崎倫典さんではなくて岸部眞明さんがおっしゃっていたことだったと思うのですが、「自分が弾ける速度よりももうワンテンポ遅いテンポで練習することが大事」らしい。

自分が弾けるギリギリの速度で演奏すると、どうしてもミスが多くなる。
するとそのミスも指が覚えてしまう。
それが本番の時に出てきてしまう・・・というのだ。

だのに私なんぞ気が短いのか、どうしても自分が弾ける最大の速度で演奏してしまう嫌いがある。

そこで今回は徹底的に遅く練習してみることにした。

岡崎倫典さんの演奏する「悲しくてやりきれない」の速度は 78 前後だと思う。 そこで今回は 55 で速度で練習してみた。

こうやって遅いテンポで弾くというのは、案外難しいものだ。ついつい指が先走ってしまう。

それを我慢して弾く。

うん。なるほど。この方がよりうまく弾けるようになれそうな気がする。





まずこちらは練習し始めて 1週間ぐらいのときのもの。
まあボロボロといっていいでしょう。





そしてこちらが「55奏法」で弾いたもの。薄っすらとメトロノームの音がバックに聞こえているところがいいでしょう?

正直、早いテンポでやった第1バージョンの方が出だしだけに限ってはずっとよかったりする。
何ていうか、下手なところがスローにしたことで目立ってしまっている感じなのだ。

例えばメロディーが立ってないし、そのメロディーの音の粒も揃ってないし・・・まあいろいろ不満だらけです。
速く弾くと、こういうところが誤魔化されちゃうんだろうなあ、倫典さんが言うように。

だからこのくらいの速度でしっかりと納得のいく演奏ができるまで練習すべきなのだろう。

とはいえ、こうやって「55奏法」で演奏していると、ちょっとイライラしてくるようなときもある。
そういうときは少しだけアップさせて 65 ぐらいで演奏すると、とても気持ちがいい。

本物は 78 かあ。まあ個人的には 70 で弾けるようになれば十分なのではないかと思っています。
というわけで、頑張ってもう少し「55奏法」で練習するか・・・。

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by J_minor | 2013-10-05 07:55 | ソロギター | Comments(0)


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