2014年 05月 23日
ギター好きの皆さん、こんにちは。Kamakura Guitar の J minor(ジェー・マイナー)です。 ブログ村のアコギ・カテゴリーに参加しています。着々とネタの数が増えているせいか、ここのところ結構いいところにつけています。 現在の順位はこんな感じ です。 このブログをオープンしたのは去年の 5月20日。とうとう丸一年が経過しました。 今月に入って訪問者数(ユニークユーザー数)が 2万人を超えました。PCアクセス(ページビュー)は 3~4万人ほどでしょうか(よく分かんないんだけれども)。 最初の数ヶ月は 1日あたり 20人ほどだった訪問者数も現在は 100人を超える方に見ていただいています。ありがとうございます。 だけどあまり数字に惑わされずに、飽くまでマイペースを保ってのんびりとやっていこうと思っています(ブログはこれが一番大事ですね)。 これから夏にかけては更新回数が減るかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。 さて、そんなわけで、今回は特に新鮮なネタがない(苦笑)。 というわけで、前回お届けした「白い色は恋人の色」の一人反省会でお茶を濁したいと思います。 よろしかったら続きをどうぞ。 というわけで前回、ベッツィ&クリス「白い色は恋人の色」をお届けしました。 発売は 1969年10月ですよ。流石の私も 12歳です。6年生か、中一か、そんなところですねえ。まだ穢れなき少年だったわけだ。 穢れなき少年かあ。何故穢れなき少年がいつの間にかくたばりかけのおっさんになってしまっているのだろう。時は止まらない・・・。 さて、そんなことはともかく、前回こんな自己採点をつけました。 サイド ギター : 80点 リード ギター : 40点 コーラスパート : 70点 ボ ー カ ル : 30点 ハ モ リ : 50点 実際サイドギターのスリーフィンガー奏法は結構気に入っています。 ほぼ同じパターンを 2度録って左右に配置しただけだが、広い音の広がりが感じられてよいですね(こういうのを「ダブル・トラッキング」というらしい)。 このスリーフィンガーだけずっと聴いていたくなるほどの心地よさを感じます。やっぱ、スリーフィンガーっていいね!フォークの王道だね! ただボーカルはいかんでしょ! 特に低域の「だみ声」がいかん。 「花びらの白い色は♪」の「は」がいかん。ここが一番低い箇所ですね。この高さのところがみんな笹野高史になってしまっている。 「そんなに悪くはないですよ」と慰めてくださって方が数名いたけれども、「だみ声」を修正するソフトはないんだろうか・・・。。 じつはベッツィ&クリス版の「白い色は恋人の色」はカポなしの C で歌っています。つまりハ長調です。 で、3番だけ 1音上げて ニ長調に転調しています。 私は最初からニ長調・・・つまりカポ 2 の C でやっています。で、転調なしだから、3番は一緒です。 じゃあ同じ高さで歌っているのかというと、そんなことはありません。 ベッツィ&クリスは女性だから、私は彼女たちよりもちょうど 1オクターブ下で歌っているわけです。 何故その高さにしたかというと、加藤和彦&坂崎幸之助がやはりカポ 2 の C でやっていたからです。 これが低過ぎたのかあ。もう 1音ぐらい上げて、ホ長調ぐらいでもよかったのかもしれない。ギターの場合、カポの位置を 2 から 4 に上ればいいだけのことなのだから。 ただそうなると今度は高域が出なくなる。難しいところだ。 もっと広い音域がほしいなあ・・・。 いや、白い洗面器 ではない。私がほしいのは「広い音域」だ。 最終的に Audacity のトラック数はこんなになってしまった。 トラック 01 : 右サイドギター トラック 02 : 左サイドギター トラック 03 : リードギター トラック 04 : メインボーカル トラック 05 : サブボーカル トラック 06 : 右コーラス(3番) トラック 07 : 右コーラス(3番) トラック 08 : 左コーラス(2番) トラック 09 : 右コーラス(2番) トラック 10 : ハモリ(2番) トラック 11 : ハモリ(3番) トラック 12 : ハモリ(ラスト) 何と 12トラックですよ。これは SoundEngine じゃ無理だったなあ。SoundEngine は 4トラックですからね。 何でこんなに多くなってしまったのか・・・。 トラック 05 の「サブボーカル」っていうのは、要するに自分の声が薄いから、ユニゾンで同じように歌って二重にかぶせているのだ。 歌聴いた人はすぐに分かったと思うけれども、これも下手なボーカルをカバーするための手段です。下手なボーカルをカバーするためには、どんな卑劣な手も使います。 トラック 06 あたり、何で右コーラスと左コーラスがそれぞれ 2つあるのさ・・・と言われそうだが、要するに 2番と 3番を分けて録音したのだ(ハモリ・パートも同じですね)。 私はAudacity の初心者のため、これを合体させる方法が分からない。誰か知っていたら教えてください。 トラック 12 は最後の「想い出の色~♪」のところで更に高域側の音を加えている。つまりこの部分は都合 4人で歌っているわけですね。 結構凝ったことしているんですよ。 ちなみに私のパソコンは FMV-DESKPOWER CE/E40 という 2009年冬モデル。 32ビットパソコンだし、CPU も Core 2 Duo E7500(2.93GHz)で、メモリーも 4GB という今時のパソコンとしては非力なものだが、このくらいのトラック数なら処理能力的に問題はなかったです。 Audacity 、たいしたものです。この曲のおかげでやっとおじさんも少し操作に慣れてきました。 と同時に、パンチイン、パンチアウトができないとか、2つのトラックを 1つにできないとか、欠点も見えてきました(私が方法を知らないだけかもしれないけれども)。 あと、これだけ音を重ねたのにノイジーにならないのは ZOOM H4n の力によるところが大きい。たいしたものですね。 完成後に加藤和彦&坂崎幸之助版の「白い色は恋人の色」をあらためて聴いて、ちょっと衝撃を受けた。 やっぱりハモリが私のよりずっと綺麗だ。 それにこいつら(ご免)、ベッツィ&クリスよりもハイテンポでやってんね。おっさんのくせに。 そして何よりスリーフィンガー奏法に驚いた! 何と凝った弾き方をしているんだろう! こっちも多少 1弦でいろいろ音を加えたりしているんだけれども、その比ではない。 じつは練習ではベースランなども入れていたんですよね。だけど本番ではそんなもの入れる余裕が全然なかった(苦笑)。ちょっぴり残念・・・。 リアルタイムには弾いているかどうかは疑問ながら、やっぱプロは違いますね。すげえです。 まあ特に坂崎幸之助はギターの名手ですからね。古今東西ほとんどのフレーズを弾けるんじゃないかなあ、彼は・・・。 ちなみにこんな連中も歌っています。アイドル歌手とはいえ、流石に綺麗にハモっております。バカにはできませんね。 そしてギターはやはりスリーフィンガー奏法だなあ・・・。 というわけで、いろいろショックを受けつつも、ギターという楽器の奥深さも感じることができました。 ただ、ソロギターはしんどいから楽なフォークソングをやろう・・・と企画したのに、全然楽じゃなかったなあ・・・。 というわけで、1つの話で 4週も引っ張っちゃってご免ね♪ 次のネタの予定がまったくないのだ。 しばらく湘南の海の底に沈んでいるかな・・・。 ↓ ギターに興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると、嬉しいです。 にほんブログ村
by J_minor
| 2014-05-23 17:56
| フォーク・弾き語り
|
Comments(10)
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えのやん
at 2014-05-23 19:29
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J minorさん、こんばんは
まあ反省会って言うよりも、編集後記ってかんじでしょうか こんな良い出来なのに、そんな反省することないですよ! 一個だけ提案なんですが・・・ トラック 01 : 右サイドギター トラック 02 : 左サイドギター はまだステレオ音源のままになってるんですが、これをそれぞれモノトラック化してから左右にパンした方が、「2台のサイドギター」って感じがはっきり出ないでしょうか?
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J-minorさん こんばんは!
いやぁ~ あのできばえで反省会ですか? もし私がやったら、限りなく0点に近いできになること間違いなしです(>_<) ギターのリズムが狂うのはもちろん、歌が・・・(^^ゞ あははwww 私ごとながら笑うしかありません。 加藤さん&坂崎さん、すごいですよね~ アルフィーはあまり聞いたことないんですけど、坂崎さんのテクニックと知識は、ほんとすごいと思います。
J-minorさん、こんばんは。
わたしもみなさんと同じく、歌、演奏ともに十分な出来だと思いますよ。 えのやんさんの意見に賛成です。 極端に振る必要はなく、前方に広がる感じでOKかと…。 リバーブを深くかけると、どんどん後に下がってしまいますから、ここは定位でクリアした方が良いと思います。 ついでにボーカル全体を小さくして、ミックスダウンをしなおして見てはどうでしょうか?
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J_minor at 2014-05-24 20:11
えのやんさん、こんにちは。
> まあ反省会って言うよりも、編集後記ってかんじでしょうか まあそんな感じでしょうか。反省会ってよりも、ぶっちぇけ、次のネタがないんでねえ(爆)。 > 一個だけ提案なんですが・・・ > トラック 01 : 右サイドギター > トラック 02 : 左サイドギター > はまだステレオ音源のままになってるんですが、これをそれぞれモノトラック化してから左右にパンした方が、「2台のサイドギター」って感じがはっきり出ないでしょうか? なるほど。 Audacity がステレオでいくらでも録れるんでそうしたのですが、あえてモノラル化して左右に振った方がいいんですかねえ。 つまり「22才の別れ」のときの乗りですよね? このあたり、まだまだ勉強すべき点がいろいろありそうですね。
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J_minor at 2014-05-24 20:11
かもさん、こんにちは。
> もし私がやったら、限りなく0点に近いできになること間違いなしです(>_<) そんなことは決してないと思いますよ。 えのやんさんだって自分の声嫌っておいて、じつは私よりうまいし。 多分かもさんも・・・。 > 加藤さん&坂崎さん、すごいですよね~ > アルフィーはあまり聞いたことないんですけど、坂崎さんのテクニックと知識は、ほんとすごいと思います。 おっしゃるとおりで私もアルフィーには全然興味なかったんですけれど、ギターに関する坂崎さんのテクニックと知識は本当にすごいと思います。 以前YouTubeにCharさんと長いことやっていたのがあったのが消えてしまって、とても残念に思っています。
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J_minor at 2014-05-24 20:12
mssumasumさん、こんにちは。
> わたしもみなさんと同じく、歌、演奏ともに十分な出来だと思いますよ。 ありがとうございます。ワイン飲みながら、涙しております。 > 極端に振る必要はなく、前方に広がる感じでOKかと…。 > リバーブを深くかけると、どんどん後に下がってしまいますから、ここは定位でクリアした方が良いと思います。 なるほど。 ついつい下手なのを誤魔化そうとするとカラオケと同じでリバーブ(エコー)に頼ってしまう嫌いがありますよね。 > ついでにボーカル全体を小さくして、ミックスダウンをしなおして見てはどうでしょうか? これも加藤さん&坂崎さんのをあらためて聞いてみて「自分のはボーカルが大き過ぎるな」と思いました。 じつはこれは昔(20代の頃)ギター中心にやっていたせいで、ギターばかりが鳴り響きボーカルが小さくしか聞こえないというのがあり、そういう昔の反省もあったんです。 以前NHKで「きりばやしひろきのギター塾」というのをやっていたんですが、そこでも「弾き語りはボーカルが9割」なんて言っていたんで、今回はあえて苦手なボーカルを強めにしたってわけです。
J-minorさん、こんばんは。
>涙 もう、大袈裟な…(^o^;) >昔の反省 なるほど、なるほど、そういう背景があったんですね。 わたしもそうですけど、トラウマって一度ついてしまうと、ホントに取り除くのが大変なんですよね。 何度も言いますけど、歌って本人が心配するほどひどくないものなので自信を持ってください(*^^*)/ もし低音が気になるのなら、EQで低音を少しカットしてみてはどうでしょうか? リンクありがとうございます! 私もさっそくリンクしました。 こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね(*^^*)/
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J_minor at 2014-05-25 07:53
mssumasumさん、こんにちは。
> トラウマって一度ついてしまうと、ホントに取り除くのが大変なんですよね。 ま、トラウマってほどのこともないですけれど、本当に昔の録音を聞くと「ギターの彼方から歌が聞こえてくる」って感じでね。ひどいバランスです。 そんだけボーカルに自信がなかったんでしょうね(苦笑)。 本当にね、ボーカル教室通いたい・・・って時々思いますよ。 > 私もさっそくリンクしました。 > こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね(*^^*)/ ありがとうございます!こちらこそよろしくお願いします。
J-minorさん、こんにちは!
私も皆さんと同じく、素敵な演奏だと思いますよ~♪ 大丈夫!!!自信もって下さい(^^)v 上手に歌うためにはコツがあるらしですね! ボーカルレッスン受けて音域広げるとさらに 色々な曲にチャレンジ出来ると思います。 ・・・なんて言ってる私は習いに行ってもダメだろうなぁ~と あきらめてます(笑) 白い洗面器wwwww
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J_minor at 2014-05-25 17:42
ちーぼーさん、こんにちは。
> 私も皆さんと同じく、素敵な演奏だと思いますよ~♪ > 大丈夫!!!自信もって下さい(^^)v ちーぼーさんがそこまでおっしゃるのなら、自信を持つことにします♪ でも歌はうまい方じゃないよ、私だって。 カラオケで誉められたこと、ほとんどないもの(お世辞以外)。 だからハモったりコーラス付けたりして、誤魔化しているんですよ(笑)。 > ボーカルレッスン受けて音域広げるとさらに > 色々な曲にチャレンジ出来ると思います。 ですよね。行きたい気もする。でもとても恥ずかしい気もする(爆)。 > 白い洗面器wwwww 親父ギャグが通じてくれたのなら嬉しいです(笑)。 |
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