2017年 06月 01日

高額ギター購入への長い道のり その2 【 ソロギター 覚醒 】

ギター好きの皆さん、こんにちは。Kamakura Guitar の J minor(ジェー・マイナー)です。
ブログ村のアコギ・カテゴリーに参加しています。 現在の順位はこんな感じ です。

f0281844_07323587.jpg

3月のときのお話ですが、じつは某所でギターを弾きました。
観客(?)はわずか 2名という状況だったのに、緊張してしまい、まともに弾けませんでした(苦笑)。

考えてみると人前で弾くのは友達の結婚式で弾いて以来ざっと 30年ぶりぐらいです。
しかも観客はわずか 2名とはいえ、女性・・・。

無理もない・・・と、思ってください(笑)。

しっかし・・・度胸ねえなあ!

さて、今回も 高額ギター購入への長い道のりを淡々とお届けしたいと思います。
ちょっと以前のお話と重なってしまいますが、よろしかったら続きをどうぞ・・・。







f0281844_07284559.jpg

私にとってのギターの師匠、TAKESHI氏が結婚して鎌倉を離れたことなどがきっかけとなって、暗黒の時代が訪れていた。

愛機 S.Yairi YD-306 は常に部屋の隅っこに立てかけてはあったものの、年に数回、酔っ払ったときに手にしてかき鳴らすだけ・・・って感じで、ラグタイムやソロギターなど、決して弾くことはなかった。

弦もずっと張りっ放し。切れるとしょうがなく交換していたって感じの状態が 20年近く続いていた・・・。

f0281844_07284503.jpg

そんな状態から 2012年、突如復活!
きっかけになったのは YouTube に UP されているソロギターの曲だった・・・というあたりに時代の変化を感じますね。

私も影響されて、「ハナミズキ」や中川イサトの「おやすみ漣君」などを弾くようになった。
そう。遂に私もまたソロギターを弾くようになったのだ。

しかし復活の大きなきっかけとなったのは 2013年2月18日、島村楽器で買った「ソロギターのしらべ(スタジオジブリ作品集)」だった。

南澤大介氏の手によるソロギター曲集だ。
「アシタカせっ記」、「いつも何度でも」、「君をのせて」の順に、次々に手を出していった。

f0281844_07284513.jpg

そんなこともあって、久しぶりにギター購入欲が湧いてきた。ざっと 40年ぶりに・・・。

TAKESHI氏からギターを習っていた頃に彼の持つ S.Yairi のギターに憧れたように、南澤大介氏の弾くソロギターに惚れた私は、氏が主に使っていたモーリス製のギターに憧れを持った。

南澤大介氏が(この当時の)「ソロギターのしらべ」シリーズで主に使っていたのは S-121sp(南澤カスタム)というモデル。

それはいささか高過ぎるとして、その半手工モデルの S-92 に憧れた。
販売価格は 16,8000円~180,000円ほどだった。20代のときに買った S.Yairi YD-306 が 12万だったから、それをもしのぐ高額ギターだ。

f0281844_07284614.jpg

ところがいろいろ調べているうちに急にフォルヒというメーカーの G23-CRCT というギターに心が動いた。

フォルヒは中部ヨーロッパのチェコのメーカーで、まだ創業してから 35年ほどしか経っていない。
日本では扱っている店舗も限られているってことで、当然私は名前すら知らなかった。

でもこのギターに惚れてしまったのだ。一目惚れみたいなものだ。
そしてたまたま恵比寿のドルフィンギターズに G23-CRCT の在庫があったんで試奏しに行った。

f0281844_07284643.jpg

早速試奏させてもらって、びっくり。

何じゃ!この深みのある音は!

何故かとてつもなくいい音に感じられたのだ。

以前別な店舗でテイラーの 314CE を試奏したときもそうだったけれど、私は楽器屋でギターを試奏して「いい音」に感じたことなど生まれてこのかた一度もない。
そして前回も書いたとおり、20代のとき、TAKESHI氏の Martin を弾かせてもらったときも、やはり何の感動もしなかった。

それがこのときだけは、かつて聞いたことがないほどじつに深みのある音に感じられたのだ。

そんなこともあって、即決で購入してしまった。税込みでぴったり 210,000円だった。

もちろんフォルヒ G23-CRCT はいいギターだと思います。
しかし今から思えば、ドルフィンギターズの店内がとても静かだったこと、そして適当に狭い店内という環境の影響が大きかったんだろうと思う。

要するにこのときに Martin を弾いていれば、Martin の音に感動したに違いないのだ。



とはいえ、フォルヒ G23-CRCT は S.Yairi YD-306 に比べると格段にいい音のするギターだった( S.Yairi YD-306 は私が勝手にサドルやナットに手を加えているため、多分本来の実力が出ていないと思う)。

ただ時々 1弦の音が気になってしょうがなかった。
何か「ペンペン」みたいなさえない音がしているように感じられて、「音がよくない」どころか耳障りに感じられるのだ。

特に 1弦の解放音がいけません。この動画でいうとたとえば 48秒ぐらいに 2音続けて「ペンペン」と鳴っているのがそれです。
非常に不快な響きに感じられて仕方ないのだ。

ギターを弾いたらその音に酔いしれたいのに、不快さを感じてたんじゃどうしようもないですよね。

f0281844_07385045.jpg

f0281844_07385012.jpg

その原因を調べたく、とうとうわざわざノギスまで購入して測ってしまった。

f0281844_07385034.gif

その結果、ご覧のようにやはりフォルヒ G23-CRCT の方がナット幅で 0.5mm、そして 5フレットの位置のネック幅で、ちょうど 1mm の差があることが判明した!
1mm の差は小さくないぞ!

ついでにフォルヒの方が微妙に太い(厚みがある)感じもした。

f0281844_07385183.jpg

何故 5フレットの位置のネックの幅を測ったかというと、私の場合、2~5フレにカポをつけて演奏することが圧倒的に多いからだ(カポなしではほとんど弾かない)。
で、何でネックの幅がそんなに気になるのかというと、私の場合、ソロギターを演奏するときにウエスタングリップを多用するんですよ。

ウエスタングリップっていうのはこのようにネックを握る形を取るグリップ法のことです。
このようにネックを握る形を取り、その上で親指で 6弦の 1フレや 2フレを押さえることが多いんですよ。

ウエスタングリップを多用する人間にとっては、「ネックが太くて握りにくいギター」 = 「弾きにくいギター」になってしまうわけです。

というわけで、「弾きやすいギターがほしい」という欲求が自然に湧き上がってきたのであった。

(つづく・・・)

↓ ギターに興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 音楽ブログ アコギへ
にほんブログ村


[PR]

by J_minor | 2017-06-01 07:38 | ギター購入記 | Comments(12)
Commented by sasunsasun at 2017-06-01 10:40
J-minorさん

こうしてギターブログに書き込みをさせてもらえる
何だかウレシイような懐かしいような^^
ええ、最近「山」ばかりなもので(汗

いよいよ序章のはじまり、これからの展開が楽しみです。
フォルヒ、私も一番最初にあこがれて名古屋のスタMさんまで
買に出かけたのを思い出しました。
その時に下取りに出したのがマーチンのD18(大学の時に買ったもの)でした。
え?もったいない!ってですか (そうかもしれない^^

Commented by at 2017-06-01 12:30 x
jmiroさん
やはり南澤のソロギターシリーズで
ギター小僧が目を覚ましましたか(〃艸〃)ムフッ
私も同じですが
私の違う所は何と!S-121spを購入してしまった。
そしてギター小僧の道からそれて
貧乏小僧になってしまった。
次の話が楽しみです。
Commented by J_minor at 2017-06-01 18:49
おやじさん、こんにちは。

> こうしてギターブログに書き込みをさせてもらえる
> 何だかウレシイような懐かしいような^^
> ええ、最近「山」ばかりなもので(汗

そういえばそうでしたね。
たまにはアコギのブログも更新しないと、全国のファンが泣きますよ(笑)。

> いよいよ序章のはじまり、これからの展開が楽しみです。
> フォルヒ、私も一番最初にあこがれて名古屋のスタMさんまで
> 買に出かけたのを思い出しました。
> その時に下取りに出したのがマーチンのD18(大学の時に買ったもの)でした。

おお! D-18 → フォルヒだったんですか!
実際一時、フォルヒがブームでしたもんね。

> え?もったいない!ってですか (そうかもしれない^^

D-18 はもったいなかったかも?ずっと弾いていれば、今頃相当渋い音になっていたかもしれませんね。
Commented by J_minor at 2017-06-01 18:50
敏さん、こんにちは。

> やはり南澤のソロギターシリーズで
> ギター小僧が目を覚ましましたか(〃艸〃)ムフッ

そうです。とてもよくあるパターンです(笑)。

> 私も同じですが
> 私の違う所は何と!S-121spを購入してしまった。

おお!いきなり S-121sp に行かれましたか!それは素晴らしい!

> そしてギター小僧の道からそれて
> 貧乏小僧になってしまった。

私も貧乏小僧だったのですが、すごい軍資金が入ってきたんですよ!
それもそのうち書きますね!
Commented by mssumasum at 2017-06-02 04:51 x
こんばんは!

お?
これは読みごたえがありそうですね
次の次くらいから、新しい展開に入るのかな?

それはそうと
以前は気づきませんでしたけど
たしかに1弦がペンペンと鳴ってる気がします
他の弦のまろやかさとは違う感じ…
ピッキングで弦をすくい上げてる様な音色ですね
実際に弾いてみないと何とも言えませんが…
Commented by J_minor at 2017-06-02 17:30
mssumasumさん、こんにちは。

こんばんは!

> 次の次くらいから、新しい展開に入るのかな?

鋭いですね。
次回にはmssumasumさんも登場します(笑)。
そして次の次の次ぐらいに、やっと Martin 試奏編が登場します。

> 以前は気づきませんでしたけど
> たしかに1弦がペンペンと鳴ってる気がします

でしょう?
何なんでしょう。弾き方や爪の問題もあるんでしょうか。

曲によって気になるときとならないと気があります。
Commented by Kimi Mac at 2017-06-02 21:15 x
J-minorさん、復活おめでとうございます。
待ってました!そしてyoutubeのほうにコメントありがとうございました。

これからどんな展開になって行くのか楽しみです。
お身体のほうは大丈夫ですか?無理せずのほほんと行きましょう。

私のS92Rはいくつか気になる点があり明日から入院です。
あと、暖かくなってくるとベンチャーズバンドのライブだらけで、最近大忙しです。
いつものバンドに加えてほかのベンチャーズバンドの応援で入ることが多く、
しっちゃかめっちゃかです。
5月以降すでに8ステージ(´Д`)、明後日も幡豆市というところでやらかしますww。
Commented by J_minor at 2017-06-03 07:13
Kimi Macさん、こんにちは。

> J-minorさん、復活おめでとうございます。
> これからどんな展開になって行くのか楽しみです。

ありがとうございます!

> お身体のほうは大丈夫ですか?無理せずのほほんと行きましょう。

まあ頚椎症は相変わらずです。しょうがなくお付き合いしていくしか、ないです(笑)。

> 私のS92Rはいくつか気になる点があり明日から入院です。

あらま、そうなんですか。早く退院されるといいですね。

> あと、暖かくなってくるとベンチャーズバンドのライブだらけで、最近大忙しです。

YouTube でちょっと見ましたが、大活躍ですね!
バンドに、ソロギに、充実した音楽活動をされているって感じです。

見習わなくちゃ!
Commented by 丸に橘 at 2017-06-04 21:31 x
太いネックをお使いなのですね。
私は、Martin D-18GEの44.5mmネックに慣れることができず、手放しました。
でも、もっと太い12弦ギターは平気なんですから不思議ですけど。たぶん、ネック幅よりも、弾き手部分の弦間がダメだったのだと思います。12弦ギターは、弦間が狭いからOKなのですね。(結局はネック幅が弦間に直結しているわけですから、やはりネック幅か)
だとすれば、J minorさんにはMartin D-18GEがピッタリなのかもしれません。是非一度お試しあれ。
Commented by まーちょん at 2017-06-04 22:40 x
j_minorさん
復活おめでとうございます!
皆さんもお久しぶりです!

再会をうれしく思います。

さて、
すっかり出遅れまして・・・(;^_^A

いきなりギター購入の話からですか。
しかも私の大好物のマーチンらしい・・・?
楽しみですね。

ナット幅やネック形状も気になりますがブリッジピン上の間隔も異なりますから、右手の感覚もチェックされたらと思います。
StandardタイプとVintageタイプでは3mmくらいの差がありますから。

> たしかに1弦がペンペンと鳴ってる気がします
この話、なんか懐かしい気もしますが・・・
皆さんであーしたら、こーしたらと意見交換してましたが、解決してなかったのですね。

ではでは、次回も楽しみにしています。


Commented by J_minor at 2017-06-05 21:08
丸に橘さん、こんにちは。

> 太いネックをお使いなのですね。

「太い」と言えるほどなのかどうかは分からないですけれども、フォルヒ G23-CRCT 、微妙に弾きにくいです(笑)。

> 私は、Martin D-18GEの44.5mmネックに慣れることができず、手放しました。

おお!丸に橘さんは D-18GE のネックに馴染めませんでしたか!

> でも、もっと太い12弦ギターは平気なんですから不思議ですけど。

確かにこのあたり、微妙ですね。
結局自分でいろいろ試してみるしかないですね。
Commented by J_minor at 2017-06-05 21:08
まーちょんさん、こんにちは。

> 復活おめでとうございます!

気づいてくれましたか!
まーちょんさんはブログをお持ちでないんで、連絡できなかったんですよ。

> 再会をうれしく思います。

ありがとうございます。

> いきなりギター購入の話からですか。
> しかも私の大好物のマーチンらしい・・・?

いろいろ揺れ動きますよ(笑)。
もうすでに書きあげているネタが10以上あるんで、ちょっと変ですし。

> ブリッジピン上の間隔も異なりますから、右手の感覚もチェックされたらと思います。

なるほど。いろいろあるんですね。

> この話、なんか懐かしい気もしますが・・・
> 皆さんであーしたら、こーしたらと意見交換してましたが、解決してなかったのですね。

そうですね。いつも気になるわけじゃないのが、また不思議なのですが・・・。


<< 高額ギター購入への長い道のり ...      高額ギター購入への長い道のり ... >>