人気ブログランキング | 話題のタグを見る
2017年 06月 23日

高額ギター購入への長い道のり その8 【 まだまだ続く迷える日々 】

ギター好きの皆さん、こんにちは。Kamakura Guitar の J minor(ジェー・マイナー)です。
ブログ村のアコギ・カテゴリーに参加しています。 現在の順位はこんな感じ です。

高額ギター購入への長い道のり その8 【 まだまだ続く迷える日々 】_f0281844_17053336.jpg

こう見えてもソロギターも頑張っています。
先日も 1曲録音しました。そのうちお届けします。

しかし久しぶりに Audacity を使ったら、音声A(上の段)を読み込んだあと、あとから読み込んだ音声B(下の段)を音声Aの後ろに配置できなくて、大いに悩んでしまった(上の図は配置完了後のものです)。

やり方は「タイムシフトツール」アイコンをクリックして、マウスで動かすという簡単なものだった。

ところが最初それをやろうとするとAもBも一緒に動いてしまった。
「馬鹿野郎!」って感じです。「一緒に動いてるんじゃねえよ!」

「トラック」→「トラックを同期させる」にチェックが入っていたのが原因だった。
齢(よわい) 60 ともなると、覚えた事をすぐに忘れてしまって大変です。

さて、今回も 高額ギター購入への長い道のりを淡々とお届けしたいと思います。
よろしかったら続きをどうぞ・・・。





高額ギター購入への長い道のり その8 【 まだまだ続く迷える日々 】_f0281844_17053234.jpg

このボディ周りのヘリンボーン・バインディングに惹かれたってこともあって、「とりあえず今回は Martin OM-28 で行こう!」・・・と決めた私・・・。

高額ギター購入への長い道のり その8 【 まだまだ続く迷える日々 】_f0281844_17053354.jpg

皆さん知っているとは思うが、ヘリンボーンっていうのは、V字が連結しているかのように見えるルックスがニシン(Herring)の骨(Bone)に似ていることから名づけられたもので、HD-28 とか 000-28EC などの高級仕様モデルに採用されている。

そう。「ニシン サケ マス タラ カニ コンブ」のあのニシンである(こうやって覚えませんでした?)。
それにしても何故多くの魚の中からニシンを選択したのでしょう。Martin社の人が特別にニシンに対する思いがあったのでしょうか・・・。

そのヘリンボーンがスタンダードシリーズの OM-28 にも採用されているというのが何気に嬉しいではありませんか。
私は 20~30代のときにもこの模様に憧れたような記憶があります。

しかし OM-28 に決めてすっきりしたかというと、じつはまだ迷える日々が続いていた。
というのも、やはりサイド&バックにマホガニーを使ったギターに対する思いが断ち切れなかったからだ。



そもそも YouTube でこれを聴いたときに 000-18 に惚れたようなものなのだ、私の場合。
これがマホの音というのなら、私はマホの音が好きだ!



マホへの思いが更に強まったのがこの動画だった。

LARRIVEE の OM-02 というギターで、決して高額ギターではない。16万ほどで買えてしまうギターだ。

材はスプルース&マホガニー。
何だろうなあ、この耳に心地よい音は!

これがマホの音というのなら、やっぱり私はマホの音が好きだ!



これにも目(耳)が行った。Waterloo の WL-K というギターだ。
これもスプルース&マホガニーギターなのですよ(この頃はスプルース&マホガニーギターの組み合わせばかりに目が行っていた)。

Waterloo(ウォータールー)なんてつい最近まで名前すら知らなかったが、あのコリングスが手掛ける新ブランドだそうで、山崎まさよしさんも使っているそうです。

重量は 3パウンド( 1.36kg)以下で「羽毛並みの軽量さ」だとか。相当トップなどを薄く作っているのかもしれません。
トップを薄く作ると最初からよく鳴るギターになるらしいですね。

たまたま 僕とMrazとBensusan に「この素朴な、鳴りすぎない、愛らしくて仕方ないこの形のギターで、歌いたくて歌いたくて」なんて書いてあったもんで、ぐぐぐと惹かれた。

ただこれは新品だと 40万行ってしまうのだけれども、偶然大阪の三木楽器梅田店にほぼ新品状態のがセールで 243,000円で売っていたことがあってね。心が動いたよ。
もし東京の店舗だったら、買っていたかもしれない。

高額ギター購入への長い道のり その8 【 まだまだ続く迷える日々 】_f0281844_17053399.jpg

そんな中、灯台下暗し・・・何と地元横浜の某楽器屋さんで Martin CTM 000 Style18 Quilted Mahogany を発見!
中央後方にあるのがそれです。もちろんこれもスプルース&マホガニー。

なるほど。すべてが J-Guitar に登録されているわけじゃないってことか。

但し中古ではなく新品。499,824円という微妙な価格だった。
う~む、50万はしんどいなあ・・・。

にしても、右隣には 70万以上する Martin OM-18 Authentic 1933 が、左隣には 40万以上する 000-28EC が置いてあったりして、なかなかここもやりますね。

高額ギター購入への長い道のり その8 【 まだまだ続く迷える日々 】_f0281844_17053366.jpg

そして Martin の近くにあったのが Waterloo WL-K(右後方)。初めて本物を見たよ!
更に他の Waterloo も2本ほどあった。

000-18 よりも更に小さい印象だったな、WL-K君。12フレット接続のせいかな?

まあ Waterloo は「メインギター」ってよりも「セカンドギター」という位置づけのギターかもしれないが、Martinギターと共に持つなら、このくらいキャラの違うギターの方が面白いかもしれない。

いずれにしても、これらのギターは全てマホガニーだった。
「だったら今回はやはり “逆に” ローズの OM-28 でいいんじゃないの?」と思ってしまう私・・・。

というわけで、迷える日々が続く中、私は再びクロサワ楽器に向かったのであった。

(つづく・・・)


↓ ギターに興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると、嬉しいです。
にほんブログ村 音楽ブログ アコギへ
にほんブログ村



by J_minor | 2017-06-23 17:12 | ギター購入記 | Comments(10)
Commented by sasunsasun at 2017-06-24 13:58
J-minorさん

揺れ動くおじさん心 いいですねぇ~

ウォータールー これ なかなかいいんですよ
あ、ミキの新品同様 これ たぶんこれですね!
http://usausacafe.seesaa.net/article/449634269.html

音源もUPしてあるので聞いてみてください。
私的にはこれでメインでもいいかもと思いましたが^^

このマホとマーチンのローズ カッタウェイが欲しいと
もう一本?かもですが(^O^)/
Commented by J_minor at 2017-06-24 17:28
おやじさん、こんにちは。

> 揺れ動くおじさん心 いいですねぇ~

ずっと揺れ続けていると「いい加減にしろ!」って怒られそうですけれどね(笑)。

> ウォータールー これ なかなかいいんですよ

やっぱりおやじさんも注目してましたか。

> あ、ミキの新品同様 これ たぶんこれですね!
> http://usausacafe.seesaa.net/article/449634269.html
> 音源もUPしてあるので聞いてみてください。

あれま!まさにそれを買われた方がいるわけですね!
ちょっと惜しいことをしたかも・・・。

> 私的にはこれでメインでもいいかもと思いましたが^^

実際素晴らしい音ですね~。
マホだったしなあ。

でも今後もこれの中古を狙うっていうのは、ありですね。
Commented by まーちょん at 2017-06-24 22:13 x
こんばんは、j-minorさん

Audacityは直感的に使えていいですね。

でも、音が良くないってレビューを見かけますがどうなんでしょうか?
CubaseやStudio oneと比較してみましたがバカ耳ではわかりませんでした。


男心は揺れますなー
マホと一言で言ってもメーカーによって雰囲気が異なるし、同じメーカーでもボディサイズやネックシェイブやら様々ですしね。

決まりかけてたのに微妙な価格の中古が出たりするとまた悩んじゃうし。

メーカー、サイズ、材、上限価格まで決まれば後は消去法で数本まで絞れるんですけどね。

私はマーチンのドレッドがお決まりだったのに、最近はその辺も怪しくなってきております(;^_^A
Commented by J_minor at 2017-06-25 08:20
まーちょんさん、こんにちは。

> Audacityは直感的に使えていいですね。

そうですね。「こんなのがタダでいいんだろうか」といつも思っています。

> でも、音が良くないってレビューを見かけますがどうなんでしょうか?

どうなんでしょう。
ただ私も「いっそ Cubase にしようかな」と思うこともあります。
本も沢山出ているし、「60の手習い」で勉強しようかな・・・と。

> 男心は揺れますなー

すいません。しばらく揺れっぱなしです(笑)。

> マホと一言で言ってもメーカーによって雰囲気が異なるし、同じメーカーでもボディサイズやネックシェイブやら様々ですしね。

ですよね~。

> 私はマーチンのドレッドがお決まりだったのに、最近はその辺も怪しくなってきております(;^_^A

いろいろ手を広げているんですね♪
いっそ、ジェフ・トラゴットあたりにも行ってみるっていうのは?
Commented by at 2017-06-25 13:45 x
jmiroさん
マホとローズですか
どちらも持っていますが
音の違いは私でもわかりますね
僕はOM28のローズの方の音は好きです
モーリスのマホは音の切れ味はいいと思います
私の耳はロバの耳ですからあてになりませんが
ヘリンボーンはいいですよね。。
jmiroさんのブログを読んで
OMをみたらヘリンボーンだった。
無知の親父。。
Commented by J_minor at 2017-06-25 16:56
敏さん、こんにちは。

> マホとローズですか
> どちらも持っていますが
> 音の違いは私でもわかりますね

やっぱり分かりますか!8~9割は表で音が決まると言われているのに、不思議なものですね。

> 僕はOM28のローズの方の音は好きです

アコギで一番王道を行く組み合わせがスプルース&ローズですものね。
私の場合、 S.Yairi YD-306 もフォルヒ G23-CRCT もローズなんで、マホに対する憧れが強いだけなのかもしれません。

> ヘリンボーンはいいですよね。。
> jmiroさんのブログを読んで
> OMをみたらヘリンボーンだった。

いいなあ、ヘリンボーン!
Commented by 丸に橘 at 2017-06-25 22:42 x
マホガニーとローズウッドとの間で揺れ動く心。。。。
この際です。「どっちも」でいいののではないでしょうか。(笑)
まあ、無理に「どっちか」にせんでも。(笑)
無理は体に良くないですから。(笑)
Commented by punsusan at 2017-06-26 12:32
J-minorさん、はじめまして。
ブログ『僕とMrazとBensusan』のぷんスーザンと申します。記事中にて取り上げていただき、ありがとうございます!

実は以前よりJ-minorさんのブログは愛読しておりました。過去の記事でも少し取り上げていただいたことがあったと思いますが、その時はなんだかこちらからしゃしゃり出るのも恥ずかしく、お礼をお伝えできませんでした!遅くなってしまいごめんなさい。ありがとうございます〜

それと…ブログの再開、お待ちしてました!
ギター選びの悩ましくも楽しくて仕方ない様子が、自分のことのように伝わってきて、ついつい感情移入してしまいますね…笑

この後の展開を楽しみにしてます!
Commented by J_minor at 2017-06-26 17:30
丸に橘さん、こんにちは。

> マホガニーとローズウッドとの間で揺れ動く心。。。。

はい。そんなところです。
丸に橘さんはどっちもお持ちでしたもののね。
羨ましいです。

> この際です。「どっちも」でいいののではないでしょうか。(笑)
> まあ、無理に「どっちか」にせんでも。(笑)
> 無理は体に良くないですから。(笑)

本当ですね~。
一つに絞るのは無理があるのかもしれません。
そんなわけでこの時点では「今回はローズ」と思っていたようです。
Commented by J_minor at 2017-06-26 17:42
punsusanさん、はじめまして。

> 実は以前よりJ-minorさんのブログは愛読しておりました。

こちらこそ punsusanさんのブログは「やっぱり奥が深い!右指のタッチの話」とか、「はじめてのMartin」シリーズとか、いつも興味深く拝見していました。
っていうか、「はじめてのMartin」シリーズなど、羨ましくて仕方なかったです。
そして、何となく敷居が高い気がしてコメントできないでいたんです。

> それと…ブログの再開、お待ちしてました!

ありがとうございます!

> ギター選びの悩ましくも楽しくて仕方ない様子が、自分のことのように伝わってきて、ついつい感情移入してしまいますね…笑

そちらこそ、次にやってくるギターは、あのトラゴットさんのギターでしょう?
すごすぎます!

> この後の展開を楽しみにしてます!

まったりとやっていきますんで、よろしくお願いします。


<< 高額ギター購入への長い道のり ...      高額ギター購入への長い道のり ... >>