2018年 04月 27日

【高額ギター購入への道】 つながり始めた縁 前編

ギター好きの皆さん、こんにちは。Kamakura Guitar の J minor(ジェー・マイナー)です。



というわけで前回は久しぶりのソロギター、岸部眞明さんの「流れ行く雲」をお届けしました。

もう少し完璧に仕上げた買ったけれどなあ! 私の悪い癖で、一旦こうして UPしてしまうと、もうその曲を弾かなくなってしまったりします。
つまり多分今の方が下手です(笑)。困ったもんです。

さて今回は「高額ギター購入への道」の最終章、つながり始めた縁のお話です。
よろしかったら、続きをどうぞ。




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3月9日に「高額ギター購入への道 小川町のブルージーさんに行く」というお話を書きました。

そこで私が惹かれたギターは、本業が水道工事業だという増田明夫さんが作った Water Road Arte Cutaway だった。
OM よりも少し小さいくらいのサイズ感、トップ=ジャーマンスプルース、サイド&バック=キルテッドマホガニーという仕様に惹かれた。

まさにこれ、前回書いた「Martin のドレッドノートから遠く離れた仕様」といっていいですね。

実際にブルージーさんで試奏してみて、音色も見た目も抱き心地も素晴らしいと感じた。
しかし TOPの打痕がやや目立ち過ぎていたことに抵抗を感じて、泣く泣く(?)購入を見送った。

ただそのあとも何度も「いいギターだったよなあ」と思っていた。
しかし増田さんのギターは人気があって、他の店にも在庫がない。新品のを作ってもらったりしたら、楽に 80万以上はしてしまうだろう・・・。

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ブルージーさんを訪れたときの話にしばしばさん( shibashiba64 さん)という方からコメントをいただいた。
何と彼も、ブルージーさんのと同じ 2012年に制作された Water Road Arte Cutaway を持っているというのだ。

「自分のブログにあげているので時間がある時にでも覗いて下さい」ということだったんで、早速彼のブログ ゆっくりアコギでも・・・ を覗いてみた。

するとありました、 Water Road Arte Cutaway が!右手前のギターがそれです。

トップ=ジャーマンスプルースという点はブルージーさんの個体と一緒。
ただサイド&バックがキルテッドマホガニーではなく、ハワイアンコアだった。

また偶然にもハワイアンコアか。
Joe Striebel RS Cutaway Bird Inlay といい、NISHIHARA GUITARS Pado OM cutaway といい、最近ハワイアンコアのギターに縁があるね。

ハワイアンコアっていうと西原悠紀さんの NISHIHARA GUITARS Pado OM cutaway みたいに「硬質なガラスのようなコア材」なんじゃないかと一瞬不安になったのだが、しばしばさんの文章を読んでみたら、「マホに少し艶を持たせたような音色」という表現があった。

おお!憧れのマホに艶を持たせたような音色・・・いいなあ!
それにサイド&バックがハワイアンコアのギターなんて Martin にはほとんどないから、まさにこれも「Martin のドレッドノートから遠く離れた仕様」ですしね。

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あと、私の地元鎌倉のルシアー古谷さんの FURUYA GUITARS Solo Consort 2016 も所有されていた。こちらも OMサイズのボディーってことで、やはり惹かれる。

そこで彼のブログへの初コメントとして軽い気持ちで「どっちでもいいから売る気になったら教えてください(笑)」と書き込んだ。

するとこんな返信が帰ってきた。

       動画を見るとまだ若いギターだからかもしれませんが
       西原さんのギターは同じジャーマン&コアでも
       締まって少し硬めの音ですね。

       増田さんのハワイアンコアは確かに明るい音ですが
       耳に優しい音でずっと弾いても疲れない音です。

       自分の手には古谷さんのギターがピッタリくるのですが、
       二本一緒に目の前で聴いた知り合いとかは今のところは必ず
       Water Roadの方の音が好きだって言います。

どうやら西原さんのギターほど硬い音ではないようだ。それどころか「耳に優しい音でずっと弾いても疲れない音」とは、嬉しいではないか!
更に古谷さんと聞き比べた人が必ず Water Road の方の音が好きだと言っているという。

うう。惹かれてきた!
しかも彼は最後にこう書いていたのだ。

       Water Road ならお互いの条件が合えばいつでも譲りますのでご相談下さい。

ええ!いつでも譲ります?本当?
私の心は大いに揺れ動いた!



ところで何でこんなに Water Road のギターに弾かれるのか。
理由は簡単です。

Water Road といえば真っ先に思い浮かべるのが岸部眞明氏。
そして伊藤賢一ギター教室でこのときレッスン曲にしていたのが他ならぬ岸部眞明氏の「流れ行く雲」ですからね~。

他にも私は「花」、「The Long and Winding Road」、「Yesterday」、「螺旋」、「Dandelion」、「奇跡の山」など、多くの彼の曲に手を出している。
私がそんな岸部眞明氏が使用している Water Road に惹かれるのも無理はないと思ってください。

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しかしこうなると、何でしばしばさんがこんな素晴らしいギターを手放そうとしているのか、逆にそれが気になった。
何かよほど気に入らない点、重大な欠陥でもあるのだろうか?

文章を読んでいったら、このネックがネック(問題点)であることが分かった。
ブルージーで試奏してみて、薄型のネックにすっかり感動した私だったが、その薄さが逆に彼には合わないようだった。

薄過ぎるとネック裏と手のひらとの間に隙間ができてしまう。そこに彼はわずかな違和感を覚えたようなのだ。
そんなしばしばさんにとっては古谷さんのギターの方がしっくりきてベストなんだそうだ。

逆に言えば他は気に入っている。音も見た目も凄く気に入っている。だからなかなか手放せないでいる・・・というのが現状のようだった。

ということは、その薄型のネックがすっかり気に入った私には、まさに最適なギターってことになる!
ほしい!

しかし彼は私にとっては「知らないおじさん」である。どうやら埼玉県に住んでいるようだから無理をすれば行けない距離ではないが、多分普通の勤め人であろう彼とは休みも合わない。

では郵送?それも怖い。
だって宅配便のお兄さんがギターを丁寧に扱ってくれるかどうか、保証がないではないか。

それに郵送になった場合、どのタイミングでお金を払うのか。
ヤフオクなど一切やったことのない私にはこのあたりの常識も分からない。

もし先払いってことになると、「知らないおじさん」に 50万以上ものお金を振り込むことになる。
う~む・・・。

2~3日、悩んだ。
しかしブログにも「興味のある方はご連絡いただければショップ税込価格よりかなりお安くします」と書いてあるんだ。愚図愚図していると他の人に奪われてしまう。

3日後に遂に私は「非公開コメント」にチェックを入れた上で彼のブログにこう書き込んだ。


> Water Roadならお互いの条件が合えば
> いつでも譲りますのでご相談下さい。

本当ですか!
いくつものルシアー製ギターを手にしてきたしばしばさんが「音も見た目も凄く気に入っている」とおっしゃるギターなら、間違いのない逸品であろうと思われます。
ぐっと心が惹かれます!

ただ定価を全く知らないのですが、「新品でかなりのお値段だった」ということなので、私の想像以上に高いギターなのかもしれません。
そうなると残念ながら購入はあきらめざるを得ません(涙)。

もしお譲りいただけるとしたら、いくらぐらいになるのでしょうか?
メールでお教え願えれば幸いです。


はたしてこの結果は!

(つづく)

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by J_minor | 2018-04-27 12:10 | ギター購入記 | Comments(10)
Commented by sasunsasun at 2018-04-27 17:08
J-minorさん
こんにちは!
ふむふむ、いつもながらに引っ張りますねぇ~(笑
私もソロギを弾き始めた頃、増田さんのギターに
憧れたことがありました。
ちょうど三木に岸部さんご本人のギターがあって弾かせて
もらったことや、ギタ友さんで何人かWRをもっている方が
おられたので(オーダー物でしたが)向学の為に弾かせてもらったり。
でも、あの頃はちゃんと弾ける技術が身についてなかったので
増田さん独自の音の印象とネックが薄いんだなぁと思った記憶だけなんですが(^-^;
さてさて、後編が楽しみです!


Commented by J_minor at 2018-04-27 18:44
おやじさん、こんにちは。

> ふむふむ、いつもながらに引っ張りますねぇ~(笑

すいません(汗)。
逆に夏になると止まってしまいそうでねえ。すでにネタ詰まりをしています。

> 私もソロギを弾き始めた頃、増田さんのギターに憧れたことがありました。

私の場合、増田さんのギターに憧れているってよりも、岸部眞明さんの曲に憧れているのかもしれません。
岸部さん=増田さんのギターですからね~。

> さてさて、後編が楽しみです!

まったりと行きます♪
Commented by shibashiba64 at 2018-04-27 19:08
J_minorさん
こんばんは。

写真やブログまで取り上げていただき
ありがとうございます^_^

やはりネックがね〜〜
どうしてもネックがしっくりこないと弾く頻度も少なくなってくるので・・

つづきがどうなるのか楽しみです。
Commented by J_minor at 2018-04-27 19:16
しばしばさん、こんにちは。

> 写真やブログまで取り上げていただき
> ありがとうございます^_^

とんでもないです。勝手に使用して、すいません。

> やはりネックがね~~
> どうしてもネックがしっくりこないと弾く頻度も少なくなってくるので・・

これが相性ってもんでしょうかねえ。不思議なものですね。

> つづきがどうなるのか楽しみです。

しばしばさんだけが、続きを知っているという(笑)。
Commented by 丸に橘 at 2018-04-27 21:41 x
おっとっと。
こんな展開でしたか~。
しばしばさんだけが、続きを知っているということはないですよ~。誰でも分かります。
だって、ここまで書いて、「購入しませんでした」はないでしょ。(笑)
それにしても、いよいよ結論なんですね。
事実は小説よりも奇なり。
まったくその通りで、それが人生なんでしょうね。
Commented by J_minor at 2018-04-28 08:07
丸に橘さん、こんにちは。

> しばしばさんだけが、続きを知っているということはないですよ~。誰でも分かります。
> だって、ここまで書いて、「購入しませんでした」はないでしょ。(笑)

しかし私は今まで「今度こそ」と書いて、ことごとく裏切ってきていますよ(笑)。
でも流石にこの展開での裏切りはないかな?

> 事実は小説よりも奇なり。
> まったくその通りで、それが人生なんでしょうね。

本当ですね。そもそもまさか正月にギターがぶっ壊れるなんて、それこそ夢にも思いませんでしたからね。
Commented by ayoko at 2018-04-28 11:22 x
えっ
えっ
じゃあ、これは報告ですから、もうお手元にある可能性もあるんですね^^ゴールデンウイークは新しく来た彼女と密着かなあ~なんて^^
Commented by at 2018-04-28 15:40 x
Jminorさん
Water Roadを買いましたね!
いや!絶対に買って、
今頃は寝る時のお供に使っているはず?
「なんの話だ(-_-;)」
Water Roadで流れ行く雲を
弾いて聞かせてください。
Commented by J_minor at 2018-04-28 18:02
ayokoさん、こんにちは。

> じゃあ、これは報告ですから、もうお手元にある可能性もあるんですね^^ゴールデンウイークは新しく来た彼女と密着かなあ~なんて^^

そうかもしれませんね♪
Commented by J_minor at 2018-04-28 18:02
敏さん、こんにちは。

> Water Roadを買いましたね!

流石にこれで「じつはやっぱり買いませんでした」っていう流れは・・・ないですかね~。

> Water Roadで流れ行く雲を
> 弾いて聞かせてください。

不思議と今は岸部さんの曲をよく練習しています(笑)。


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